風見鶏はどこを向く?

Twitterより深い思慮と浅い現実味を目指します fhána/政治/放送

人間関係にホルマリン漬けにされる感覚

全休だった金曜日にまで予定に埋め尽くされ、僕はただでさえ余白のない生活ペースを維持しなければならなくなった。 生活の中で様々な人に会う。授業やサークルで、様々な友、ないしは先輩と会う。皆それぞれの良さがあり、それなりの知見を持っていて、話し…

持続可能なメディア構造とは?

昨日の夜からの大雨と、今朝のオウム真理教関連の死刑執行のニュースと、それらに付随する特番編成でどうにも寝不足です。 ------------------ メディアの具体的な分析は他の人に任せて、メディアの全体構造を俯瞰してみるというのがこのブログの大まかな方…

事件報道の経過を辿る ~新幹線襲撃事件から

先日、このツイートを見た。事件報道を巡る現状に対して受ける印象は様々だが、このサイドからの意見は初めて見たような気がしたのだ。 先日の新幹線殺傷事件もそうなんですが、殺人事件のニュースを見ていて被害の大きさ、殺害方法や使用した物も気になるん…

非日常と日常の狭間から、ごきげんよう

www.youtube.com ここのところ、非日常と日常の境目にあるふわふわとした雰囲気に自分の身が置かれているような気がしている。そもそも、「非日常」と「日常」は確かにぱっきりと分かれている空間があるのだけれど、その間にグラデーションが存在していて、…

電子関所の妙

鉄道系ICカードを使った改札の仕組みを見て、「これって"電子関所"じゃん」と、それも電撃が走ったように、感じたのである。関所は渡るための札を必要とするが、ICカードってまさにその札なのだ。つまり、今までは(もしくは、今も)関所を通る度に関所手形…

生徒会長

大学で校友の輪が広がりだした。授業ごとに友人が見つかるのは、友人たちの集団というものができやすい中学や高校よりも直接人となりに踏み込めるので、個人的にはとてもありがたかった。 反面、大学生活にもいいことばかりがあるわけではないのはご周知の通…

世界地図はまだ完成さえしていない ~fhána「World Atlas」

fhánaの「World Atlas」を聴いて思ったことをつらつらと。 このアルバムがある一つの道筋を見つけたかのように思われ、またタイトルを付けるところにも至ったのはちょうどトラック2の「青空のラプソディ」の頃である。この曲はキャリア最大のヒット曲である…

女性記者とテレ朝の対応は間違っていたのか

財務省の福田淳一事務次官はセクハラ問題を否定したものの、政治を混乱させたということで事実上更迭された。このセクハラ被害に遭ったのはテレビ朝日の記者であったということが、18日のテレビ朝日「報道ステーション」・19日未明の会見で明らかになった。 …

人間を知るためのモラトリアム ~伊坂幸太郎『砂漠』

今週から大学生活が始まった。片道2時間強の電車通学の間にスマホを弄っていると充電が切れるし、かといって乗り換えの多さと複雑さから迂闊に寝ることも不可能だ。そこで、体力と集中力を使って読書に勤しむことにした。2時間×2=4時間もあるので、その中で…

風見鶏は今のところこっちに向いています(ブログ移転のお知らせ)

はじめに このブログ*1に基本的に目的はない。そのために、読み返しても思考をたどれないことがままある。それを避けるために、あえて今まで書いた文章をインポートした上で、主張のはっきりしたものだけを残しそれを整理する形で移転することにした。 本屋…

寓話がTwitterで利用されるのはなぜか

ツイッター上で「通りすがりに女子高生が正論を言った」ツイートは嘘っぱちだとするものが見かけられる。まあ大元は知らないが、そういう話が多くなってきたのは確かだ。 自分の主張をわかりやすくするためにそういったシチュエーション、あるいは例えや寓話…

生と死

先日、毎日その日その日に自殺した人とそのプロフィールを紹介する小史的なアカウントを Twitter でフォローした。ひとりひとり、死因も動機もその後もまるっきり違う。死は、べつに自分で決めなくても勝手に決められるかもしれないこの俗世において、なぜ彼…

無力感

この頃の耳たぶがちぎれそうなほどの寒さに自転車を漕いで最寄駅へ行くまでの十数分に、僕は物思いをめぐらしながら無力感に打ちひしがれている。そういうときは朝の静寂がとても好ましい、悟りに入ったような錯覚を起こせる。もうずっと前から脱力感を感じ…

報道、表現、他者

今年の最後の最後に、メディアの人物が肝に銘じてはならない反例が出来てしまった。朝日新聞の記者へのインタビュー記事。端的に言えばいくらでも言いようはあろうが、それをしてしまうと同じ穴の狢であり、また反例を踏まえていないとみなされても仕方がな…

期待と失望

期待は人が抗うことのできない欲望であり、また人を傷つけうる暴力でもある。ときに追い風になり、ときに凶器にもなる。また時に期待しても無駄だと言って突き放すというか突き放せる人と、そうはいっても突き放せない人は、本当の失望なんてものもまた存在…

選挙/衆議院選の投票行動の推測

まじめな文章です

辛いときこそ高校野球の実況を思い出してみよう

世の中は照りつける逆光を睨んで進むものだ。 しかし世界温暖化を目にして、うだるような暑さに理不尽を感じるような人生を思うこともあるだろう。そんなときは、高校野球の実況を思い出すといい*1。 たとえば、大学受験。マークミスはセカンドが捕ったと思…

fhanaについてのある種の論2017 ~メジャーデビュー4周年によせて

fhànaのライブパフォーマンスは、贔屓目で言うのではないが、場を彼らのものにしてしまう強烈な力がある。kevinさんのソロから熱気を帯びるオーディエンスは、メンバーの登場で目を輝かせる。メンバーもまた、オーディエンスに笑顔で手を振る。それは towana…

地元意識と高校野球

夏の高校野球は終盤を迎えている。延長に次ぐ延長、快打に次ぐ快打。 活躍しているのは、大半が私立高校だ。2000年代に入り、公立校のベスト8入りは1~2校、出場自体も少ない。そんな中で、他県から選手を集める「野球留学」に対し、「地元意識」を見る公…

尾道~二度目の旅は慢心に塗れる

“海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい” 林芙美子の Wikipedia を見ると、波乱万丈な人生を正確かつスピード感ある筆致で収めている。それも Wikipedia の各編集者がいう過大性につながっていないのもいい。 とは言うものの、僕は林…

飯の友

白米のおともは漬物(浅漬け含む)、海苔、佃煮、納豆が最強だと思っている。 とは言うものの、年がら年中それらがあるわけがないし、それどころか年に数回くらいしかこういうのは出てこない。まぁそれもそうで、ちゃんと主の料理で食っちまえという話だけど…

誰に向けて書くか、作るか

もうだいぶ前に買ったオレンジ色の表紙に直筆の著者名が記された本を手にとって呼んだ。題名は「僕の死に方」。 流通ジャーナリスト・金子哲雄氏はこの本で自らの経歴・栄光、そして大病との闘い、臨終と退治する覚悟を全て書きつくした。子供の頃、価格情報…

ふぁぼされた分だけ好きなアルバムを紹介するやつ

MBSラジオ「ティルドーンミュージック」にfhánaが出ると聞いてタイムフリーの恩恵を受けつつ聞いていたんですけど、いいですね。この聴取者を鷲掴みにするのではなく、「来たい人だけ来て」というスタンス。「ハマればまさにカタルシス、お耳に合わなければ…

ふぁなみりー再結集 難波の春・関西ふぁなサミ2

それは再びやってきた。ふぁなみりーは集うのだ。悲しみの弔鐘はもう鳴り止んだんだ。俺たちは再び集いへと、その一歩を、踏み出すんだ。 ……すみません、やってみたかっただけなんです。許して。 今回は大阪・難波で開かれた「関西ふぁなみりーサミット2」…

別れ

僕は別れ際に悲観的になるようでは、まるでなくしたものをまだ探している子供みたいでなんだか落ち着かないなと思ってしまう。それでも、僕はたまに心に一抹の寂しさを浮かべては、それを心の引き出しに入れてぐっと閉じ込め、かと思えばふとした時に眺めて…

1月17日

▼北海道から帰ってきた。大体スキーしたり飯食ったり演劇見たり。概ね楽しかった。独断専行型の人間とも割と仲良くやれることを悟った。と同時に、人格が心配になってきた。あと、天候に恵まれ、寒波こそ厳しかったが、極限の寒さは滞在期間中だけで言えばこ…

進化の一年と「青空」 ~fhanaの次の一手

先日、僕の好きなアーティスト・fhanaの新曲「青空のラプソディ」が発表された。 僕のfhana愛はこんな記事やあんな記事、そしてこんな記事(これなんてわからない人のほうが多い)で参照していただければわかると思うが、本当にこのアーティストには驚かされ…

「ショートショート=漫才」?

ショートショートは漫才か? 創作の特徴を踏まえながら、漫才との共通点を探る。

「まっすぐ息を吸って。」 ~現役放送部員の目から

へっぽこ放送部員がある漫画に怒りを表明。現場への敬意をキーワードに、いま放送部界隈で起こる現象を紐解く。

ふぁなみりー関西に結集す(関西ふぁなサミ レポ)

【はじめに読んでね】 ……今回の記事は若干内輪的な気もしてきた。参加者に二つ名付けて読み応えをあげようとか考えてた。てなわけで分かんない人には分かんないです。ごめんなさいします。写真もないんで字ばっかりです。もう一度ごめんなさいします。 あと…