風見鶏はどこを向く?

Twitterより深い思慮と浅い現実味を目指します fhána/政治/放送

日常を書いてみる

非日常と日常の狭間から、ごきげんよう

www.youtube.com ここのところ、非日常と日常の境目にあるふわふわとした雰囲気に自分の身が置かれているような気がしている。そもそも、「非日常」と「日常」は確かにぱっきりと分かれている空間があるのだけれど、その間にグラデーションが存在していて、…

電子関所の妙

鉄道系ICカードを使った改札の仕組みを見て、「これって"電子関所"じゃん」と、それも電撃が走ったように、感じたのである。関所は渡るための札を必要とするが、ICカードってまさにその札なのだ。つまり、今までは(もしくは、今も)関所を通る度に関所手形…

生徒会長

大学で校友の輪が広がりだした。授業ごとに友人が見つかるのは、友人たちの集団というものができやすい中学や高校よりも直接人となりに踏み込めるので、個人的にはとてもありがたかった。 反面、大学生活にもいいことばかりがあるわけではないのはご周知の通…

生と死

先日、毎日その日その日に自殺した人とそのプロフィールを紹介する小史的なアカウントを Twitter でフォローした。ひとりひとり、死因も動機もその後もまるっきり違う。死は、べつに自分で決めなくても勝手に決められるかもしれないこの俗世において、なぜ彼…

無力感

この頃の耳たぶがちぎれそうなほどの寒さに自転車を漕いで最寄駅へ行くまでの十数分に、僕は物思いをめぐらしながら無力感に打ちひしがれている。そういうときは朝の静寂がとても好ましい、悟りに入ったような錯覚を起こせる。もうずっと前から脱力感を感じ…

飯の友

白米のおともは漬物(浅漬け含む)、海苔、佃煮、納豆が最強だと思っている。 とは言うものの、年がら年中それらがあるわけがないし、それどころか年に数回くらいしかこういうのは出てこない。まぁそれもそうで、ちゃんと主の料理で食っちまえという話だけど…

別れ

僕は別れ際に悲観的になるようでは、まるでなくしたものをまだ探している子供みたいでなんだか落ち着かないなと思ってしまう。それでも、僕はたまに心に一抹の寂しさを浮かべては、それを心の引き出しに入れてぐっと閉じ込め、かと思えばふとした時に眺めて…

1月17日

▼北海道から帰ってきた。大体スキーしたり飯食ったり演劇見たり。概ね楽しかった。独断専行型の人間とも割と仲良くやれることを悟った。と同時に、人格が心配になってきた。あと、天候に恵まれ、寒波こそ厳しかったが、極限の寒さは滞在期間中だけで言えばこ…

ふぁなみりー関西に結集す(関西ふぁなサミ レポ)

【はじめに読んでね】 ……今回の記事は若干内輪的な気もしてきた。参加者に二つ名付けて読み応えをあげようとか考えてた。てなわけで分かんない人には分かんないです。ごめんなさいします。写真もないんで字ばっかりです。もう一度ごめんなさいします。 あと…

先輩が卒業した

3月になった。暦は春を呼び寄せろと言わんばかりに迫るが、天候は2月の寒々しい青空のままだ。指定の制服にはベストなるものがあり、普段着用する生徒も多いが、今朝ばかりはフォーマルな背格好をと、教師が数日前からその日はベストは着こまずにワイシャツ…