風見鶏はどこを向く?

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高校バスケを見ました

  そういえば、最近高校バスケを見ました。男子の準々決勝の北陸-明成戦と、準決勝の福岡第一-東山・福岡大大濠-北陸、決勝の福岡第一-福岡大大濠だけだったのでほんの上澄みみたいなもんですけどね。今まで高校スポーツで見たのは高校野球がメインで、あとは高校サッカーくらいのもんだったんですが、フィジカルのぶつかり合いはやっぱワクワクしますね。個人的に感動したのは、北陸の米本・高橋が合わせて16本の3ポイントシュートをボンボン決めていった準々決勝ですかね。あれはビビった。あんなんいくら迫っていっても決まるんだから防ぎようがないよね……。

 あと、福岡対決になった決勝戦のあとの福岡第一のヘッドコーチが、メインコートで福岡大大濠と戦えたことに、自分の選手たちだけじゃなくて福岡大大濠の選手も労いながら感謝を伝えたのも、なんか、高校バスケならでは、な光景だなって気がした。バスケは能代工業が何年も連覇する時代があったくらい、強豪校は勝ち続けることが責務として課され、人々の期待を受けながら名選手を輩出していくというシステムのような形なのだが、とりわけ今年は福岡第一の年と言われ続けてきた中で、福岡第一を一番苦しめてきたもう一つの強豪校・福岡大大濠の存在があったことを、彼らはこれからも誇りに思うのだろう。凄いわ。