ふぁなみりー関西に結集す(関西ふぁなサミ レポ)
【はじめに読んでね】
……今回の記事は若干内輪的な気もしてきた。参加者に二つ名付けて読み応えをあげようとか考えてた。てなわけで分かんない人には分かんないです。ごめんなさいします。写真もないんで字ばっかりです。もう一度ごめんなさいします。
あと、生憎自分のスマホで自分でとった写真がほぼ無かったので、写真なしでお送りします。想像力働かせてね。
このイベントはオフ会の性格を持つため、備忘録的な目的が強いです。
以下本編。
【イベントに参加するまで】
:~8月6日
僕が誘われたのは、7月16日、やなぎさん(後述)にツイッターのDMに誘われたのが最初ではないか……と記憶している。
このイベントは、アニソンシーンを中心に活動している4ピースユニット・fhanaのファン「ふぁなみりー」の中でも、関西に集った人たちが大阪でわちゃわちゃするイベント……という説明で一番なんとかなりそう。
準備は、主催者であるこがね氏(後述)とやなぎさんを中心に、急ピッチではあるが、ゆるゆると進められた。
8月5日にはんちょー氏(後述)が参加を表明したことで、今回の参加メンバー11人が出そろうことに。
……かくして、賽は投げられた!
【~1030】
:~0730
8月6日、晴れ。大阪の最高気温はどうやら36.9℃だったらしい。夏が、本気を出している。
……僕は暑さに対抗しすぎて、風邪引いた。
大阪駅に向かって走る列車の中で僕は、喉を癒やすためひたすらのど飴舐めながら、ふぁなみりー各位の意気込みとかをツイッターで感じていた。しかしながらその裏側で、朝の明石海峡大橋を横目に、初めて参加するまぁまぁの規模のオフ会的イベントにちょっと不安があった。
電車は一時間ほどで大阪駅に到着。
:0740~0820
そこで僕が、
「七時台に着くんで、そちらと合流してもいいですか?」
とリプライした所、快く許諾。さっそくどこにいらっしゃるか尋ねた所、
「 阪 急 」
という画像だけがドーン。
候補が結構あって、「阪急百貨店」「阪急32番街」「阪急三番街」「阪急梅田駅」……
……判別、たぶん大阪府民でも無理ちゃうか!という脳内結論。とりあえず阪急32番街にいたけど、ルークさんのギブアップで今度は
「 タ ワ レ コ 梅 田 大 阪 マ ル ビ ル 店 」
での待ち合わせに。
これが意外に遠かった!
↓
直進するもどこに何があるかわからない
↓
ルークさんに「大阪駅にしましょ……」とリプ
ということで、結局は大阪駅に……w ルークさんお手数おかけしました。
:830~1030
そしてルーク氏帰還時、「ルーク氏イケメン……ッ!」となる出来事が。
なんと、カルピスウォーターを買ってきてくださったのです!
実はこの日、僕は遠征予算がそう多くあるわけではなく、さらに翌日も外出……という金銭的に「タイトでもないけど余裕はそうない」状態だったんですね。それを軽い調子で話した所、神の如き対応……!ごちそうさまでした。
その後は、「おっ、ぼちぼち集まりだしたな」で大阪駅中央南口に。そして、いよいよ参加者が集い始めます……。
さてここで集結した方々をご紹介(第一群)。
●こがね氏:徳島から参戦。このふぁなサミ関西の発案者であり主催者。僕と同年代。大人びてる。
●ルーク氏:東京から夜行バスで参戦。ふぁなサミの翌日に北海道のリリイベに参加するほどフットワーク軽い。松潤似のイケメン。
●雪月氏:名古屋から参戦。このメンツでも一番背が高く、ゴツい。
●はんちょー氏:名古屋から参戦。正直に言ってしまうと、あの時金髪でちょっとビビった。
●だけい氏:大阪から。徐々に味が出てくる人。
●あおいさん:滋賀から。「Calling」のとわなさん意識の衣装。
【~1300】
:1030~1100
この時間、炎天下の大阪を歩くふぁなみりー関西勢7名。どこへ向かっているかというと、当初からの集合場所である「アニメイト梅田」。とはいっても、すぐ集合するわけではなく、ルークさんが大阪に来るまで何も食していないことを考慮し、近くのモスバーガーへ入った。
このモスで、神楽さん、ゆーく氏が合流(紹介は後述)。ゆーく氏の塩サイダー味キャンディをゴチになりました。
モスで集ってルーク氏がガッツリ食した後(なんかルーク氏弄りみたいになってるw すみませんw)、「やばい! 遅れるかも!」と言ってたやなぎさん、無事到着。
残るメンバーはただ一人。
外でベンチに座るそのメンバーを偵察さながら観察した後、いよいよ全員集合!
さてここで集結した方々(第二群紹介)を紹介。
●神楽さん:兵庫から参戦。動物看護師だそうです。
●ゆーく氏:兵庫から参戦。放課後のプレアデスのひと。いろんなところでお世話になってます。
●やなぎさん:奈良から参戦。よくしゃべりよく踊る。レポのクオリティが高い。
●YUTA氏:福岡から参戦。見た第一印象にみんな驚いた。若いっ!
:1100~1300
>>>>>>>ゆーく氏の社会人スキル発動!!<<<<<<<
(社会人スキルのおかげで)カラオケの予約も取れたところで、お昼の腹ごしらえに、コスパの良い某緑色のファミレスへ向かうことに。ゆーくさんお世話になってます。
お初天神は賑わっていた。なんというか、初めて訪れる僕の目には「ディープな大阪」というか「ダイナミックな大阪」感が凄い。賑やか。
その一角に、某ファミレスはあった。
十一人もファミレスに入ると結構ぎゅうぎゅうになるだろうかと思っていたが、割と余裕ある座席。
さて何を注文する?となって皆様ほぼほぼ500円以内で収めるあたり、この某緑のファミレスの特徴を分かっていらっしゃる。一番ゴツくても600円出せば収まる。
そしてここでだけい氏のセンスが炸裂する。
なんと、「ミラノ風ドリア」に「ラージライス」を追加したのである。何たる暴挙。だって、ご飯ものに白飯の組み合わせなんだぞ。「お好み焼きにご飯」を代表とする「炭水化物×炭水化物」をやる関西人も真っ青である。
しかもラージライスから攻略してるとか、ドリアおかずにしようぜせめて……
それからYUTA氏も凄い。女子力高い。
なにかといえば、「デザートフォカッチャ」を頼んだのである。時刻は正午を過ぎていない。昼飯にスイーツ、どこまで女子力に磨きをかけるつもりだ……!?
ドリンクバーでも珍事が起こる。
ゆーく氏&だけい氏、はんちょー氏に「アイスティー」と称し「アイスティーにジンジャーエール」を持ってきた。ドリンクバーあるあるは止まる気配を知らず、
「コーラ+コーヒー+炭酸水+グレープジュース」…恐ろしくグロい。あまり心地いい味ではないらしい。
「烏龍茶+ガムシロップ+柑橘系」…やなぎさん考案。策士策に溺れる。そう、予想に反して美味いのだ。
と暴走した。今度は自重しましょう(ハンコを押す音)。
ちなみに小ネタですが、ゆーく氏と僕は放送部つながりでけっこう打ち解けた感あった。あとこがね氏も同学年らしく、「大阪より神戸のほうが近い」的な話をしたと記憶している。
某ファミレスを出た後、カラオケまで時間があるということでゲームセンターへ。
僕が真っ先に目をつけたのはスマホ充電器。「小銭なら……!」と300円投入するもうまく取れず、意地でも取ろうとするふぁなみりー各位(ゆーく氏、だけい氏、ルーク氏)。しかし残酷にもアームはその充電器をつかむことはなかった……。
後で分かったけれど、どうやら器具で止められていたらしく、それを知った時はさすがに腹を抱えて笑ってしまった。
【1300~1900】
:1300~1850
ゲームセンターを去ったふぁなみりー一行。
いよいよ、カラオケが始まる。
ゲームセンターから徒歩数分、某カラオケ店5F。十一人集うにはちと狭いか?というU字型のソファの部屋であった。ここに来るまでにドリンクバーでドリンクを注ぎ、5Fに集うふぁなみりー達の姿は、他の利用客からどう見えていたのだろうか(全く気にしなくていい)。
カラオケの部屋に入った瞬間に「Calling」のCMが流れて大盛り上がり。写真!写真!と言って間に合ったのは誰のカメラだったんだろう。
で、集結を確認し、乾杯を交わした後は各人の自己紹介。安定である。
それが終わると、いよいよカラオケが始まる。
先に総合的な感想を記しておくと、もう皆さん恐ろしいまでに歌がうまい。これも運命だというのかっ……!(携帯電話を耳に当てながら)
<注:プレイリストはあいにく覚えてないので、ここからの様子は大まかで記していく>
たぶんあの場所には、「fhanaを原キーで歌える猛者」が集っていた。
はんちょーさんの「いつかの、いくつかの、きみとのせかい」でカラオケがスタート。そのあとは、女声デュエットの「ケセラセラ」や「kotonoha breakdown」、「tiny lamp」、「コメットルシファー」など様々なfhanaの曲が歌われる中、新曲の「Calling」も歌われるなど、序盤はふぁなサミらしくfhánaの曲で固めてきた。個人的にはやなぎさんの高音響く「little secret magic」とか男声デュエットの「White light」が印象に刻まれた。
その後は、藍井エイル「翼」を皮切りに他シンガーなどの曲が中心に歌われた。
ここからは、印象に残った強烈な曲(もしくはシーン)を挙げていく。たぶん順不同。
●fhana「虹を編めたら」(ルーク氏&やなぎさん)
この二人の掛け合い、軽やかで虹を編んでる……!ルーク氏のイケボと、やなぎさんのクリアボイスが響きあう
●凛として時雨「Unravel」(はんちょー氏)
高音が圧倒的。「歌い始めたらこっちのもん」とは、こういうことを言うのかもしれない。というかこの曲歌える人を生で見ることが出来るとか、思いもしなかった。凄い。
●シャイニング・スターズ「GOLDEN☆STAR」(やなぎ氏)
一人十一役に挑戦するも、登場する「こがね」というワードに爆笑してしまう。頑張ったで賞。
●ClariS「コネクト」(神楽さん&あおいさん)
高音を美しく歌う二人のデュエット。
○やなぎ氏始めふぁなみりー一同から喉を心配される地鶏の図。
この二人のデュエット、音に深みが出て良い。歌詞にかっちりハマったキレキレさ。思わず翌日CDレンタルしに行った。
○喉を痛めている人に向けて投入された「ボイスケアのど飴」。凄い効く。僕は雪月さんが配ったものだと思ってたものだったが、実はゆーくさんだったのでしたの巻。
●さよならポニーテール「魔法のメロディ」(ゆーく氏&僕)
さよポニファン同士が意気投合した瞬間。そしてゆーく氏の歌声に酔いしれる僕。
●Choucho「優しさの理由」(やなぎさん&僕)
僕は多分ほぼ飛び乗りで歌った。なかなかこの曲は歌いあげると気持ちいい。
●ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」(ルーク氏)
この日の最高点・91点! グルーヴ感が半端じゃない
●オーイシマサヨシ「君じゃなきゃダメみたい」(ルーク氏)
惚れてまうやろー! サビの最後でガツン!と歌い上げた所、私見てましたよ(目を輝かせて)
●奥華子「ガーネット」(はんちょー氏)
奥華子の繊細な歌詞がはんちょー氏の歌声に乗ることで、優しいメッセージになる……!泣きかけた
●樋口了一「1/6の夢旅人2002」(僕&こがね氏)
僕も喉を潰しかけながら、趣味が合うな~!と思っていた曲です。めっちゃ楽しかった!次は万全のコンディションで歌いたい
●KMM団「ウィッチ☆アクティビティ」
僕、TECHNOBOYS好きなんだなあ、って思いながら燃え上がったムードに身を任せてました。最高。
●石鹸屋「⑨、変のバラッド」(ゆーく氏)
ネタ曲を声の節で歌いこなすゆーく氏。まるで戦場の荒馬を乗りこなす名将
●和田光司「Butter-Fly」(けっこう多くの人)
みんなイケメンでした。格好良かった!それしか出なかった
●BUMP OF CHICKEN「Hello,World!」(ゆーく氏&僕)
「扉開けば ねじれた昼と夜」 駆け抜けるダブルボーカル あの時僕らは確かにバトルしてた。このふぁなサミではゆーく氏に本当にお世話になりました
●UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」(だけい氏)
クールで痺れた!
●「とびら開けて」(ルーク氏&あおいさん)
関東ではルーカナで歌われたという、ある意味伝説の曲。ルーク氏満足気で良かった!
●多田葵「灼け落ちない翼」(神楽さん&僕)
Charlotteの曲の良さを分かち合える人がいてなかなか楽しかったです
このカラオケは6時間にも渡り、そのシメを飾ったのはこの曲だった。
●fhana「Outside of Melancholy ~憂鬱の向こう側~」(全員合唱)
そう、ふぁなみりーにはお馴染みケビンジャンプ。しかしこの部屋には狭すぎる熱気とジャンプ。それでも僕らは、確かに憂鬱の向こう側にいた。
【~淀川花火】
:1900~1930
カラオケ店を(熱唱しきった顔で)出て行くと、ルークさんがなにやら忘れ物をした模様。どうやら、やなぎさんのファイルをなくしたらしかったのですが、やなぎさんは、
「家に2つくらいあるから大丈夫!」
と彼を励ましていました。なんか、すごく泣きそうになって、気恥ずかしくて、前を歩いていました。
:1940
この日は淀川花火大会でした。
大阪駅の広場で、ビルに隠れた花火を見て。
僕は、花火に背を向けて、夢の時間にお別れするために、挨拶をしました。
また会うための握手。
忘れません。
そう心の中でつぶやいて、僕は大阪駅の改札口に向かって、背を向けて去って行きました。
:EX
大阪駅を発って淀川を渡る電車から、タイミング悪く通過した電車の後に、小さくではありますが花火が見えました。
【そして、振り返る】
僕らfhanaのファンの総称として、ふぁなみりー、という名前が決まってもう一年になる。
僕はその頃、fhanaにぞっこんではあったが、「ふぁなみりー」ではなかった。いや、正確に言えば、「ふぁなみりー」としての活動はしていなかった。
実は僕が「ふぁなみりー」と名乗りだしたのは今年に入ってから、なのだ。
だから、正直、初めにも書いたように、初めて参加するまぁまぁの規模のオフ会的イベントにちょっと不安があった。
それでも、ルークさんとの出会い、皆さんとの合流、カラオケ、花火、別れに至るまで、すべてが宝物で、「憂鬱の向こう側」だった。
この時間は、だれひとりいなくても成し得なかった時間だった。まるで、特異点一つ一つが繋がった、二度とない時間だった。
別々の世界線が重なりあってうごめく様は、まさしく「Calling」のMVだと、発見したのだ。
fhanaは、いまも「細分化された今」をつなぎ人々を楽しませている。
ネットの理想も現実も、すべて知っている彼らだからこそ、僕は興味を持ち、音楽を聞いてきた。音楽の聞き方が変わる中で、自らの青春時代に寄り添ってくれる音楽は、僕にとっては彼らだったというだけといえばそうだけれど、少なくとも僕はそういう音楽を聞くという機会が持てて幸せだなあ、と思うのだ。
そしてネットでこういうふうにファンの方々と知り合って、「細分化された各々の今」が繋がりだした。
あの日集まれたのは、間違いなくfhanaの音楽の魔法のおかげだったのだろう。
fhanaの2ndアルバム「What a Wonderful World Line」から、ファイナルトラック・「Gift Song」の歌詞のように、
それは贈り物だね
ほんの少しの幸せの
目を離せばもう消えているよ
だけど確かに
その時交わったんだ
ほんのひとときだけど
君と僕はそうただ独りのまま
わかりあうのさ
ただ一人では見えなかった世界や感情を知りながら、その素晴らしさを個人と集団の狭間にあるどこかで共有しようと、そうあの時無意識に思った。それが為された時、その感情は「贈り物」になるのだ。
※ここまで書いといてあれなカミングアウトですが、fhanaのライブはいままで一度も行けた試しがないので、今度のリリイベは確実に行く。これは確定事項。
【最後に】
皆様がこうしてイベントに暖かく迎えてくださったことに感謝しかありません。
この場を借りて、皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございました!
ブログ変更にあたって追記(2018/03/30)
この文章は初代ブログに掲載した内輪ノリの強めな文章となっています。こんな俺ってノリ良かったか・・・・・・?